~求められるのは新人の努力ではなく、○○の育成力~
一昨日昨日と2日間、新入社員育成のためのメモ帳『casica』セミナーを開催させて頂きました。
多くの企業の人材開発担当者の方々にお越し頂き、感謝申し上げます。
セミナーでは、
・メモを取らない新入社員に関する考察
・職場で起こっている事
・『casica』のご紹介
・『casica』導入のメリット
・『casica』の導入方法
について、ご説明させて頂きました。
『casica』を使う事で、
新入社員が、上司の指示を正しく把握することができるようになり、
その事によって、上司の期待通りに仕事が遂行できるようになります。
それに、上司からのフィードバックや、自身のリフレクションが加わることによって、成長が加速されます。
このように言うと、新入社員の意識や行動、努力の話になってしまう危険性があります。
もちろん、『casica』を使ってメモを取るのは新入社員です。
しかし、本当の意味で試されるのは、新入社員ではなく
上司やOJTトレーナー、先輩の方々の育成力です。
・新入社員にわかりやすい指示しているか?
・新入社員にどんな仕事を任せているのか?
・それは、易し過ぎないか、難し過ぎないか?
・新入社員の状態をよく見ているか?
・完了報告後に、その仕事ぶりに対して的確なフィードバックをしているのか?
「職場の育成力」といってもいいかもしれません。
『casica』セミナーで一番お伝えしたかったのは、
「新人にメモを取らせること」ではありません。
『casica』を使って、職場全体で
・育成の観点をもってもらうこと
・不安な気持ちでいっぱいの新入社員に寄り添って、共に成長してもらうこと
の2つです。
皆さんの職場で『casica』を使って、そんなことが実現されることを心から願っています。
松本 宜大